2015.05.09 Sat TEXT:BANANA CATEGORY:news
あなたが30代中盤以降なら、たぶん、あなたは死ぬまで聞く音楽のタイプは変わりません。
「昔の音楽は良かった。」「今の音楽はゴミだ。」現象に屈してしまう可能性がある。
これは、テクノロジー系ブロガーのSkynet & Ebertによる調査結果だ。 (イーバートは、リスナーが20代中盤を過ぎるにつれてポピュラーミュージック嗜好がゆっくり消え始めるのが分かった)
調査方法は、米国でSpotifyリスナーデータを調べ、それをEcho Nestのアーティスト人気ランキングと照らし合わせることではじき出したようだ。
大方予想するように、人気がある主流の音楽は10代では最も一般的な音楽だ。 しかし、20代でその頻度はゆっくり落ち始め、30歳までに主流のポップミュージックはますますその割合が減っていく。
そこで出たインフォグラフィックデータによると、33歳までには、人々の趣味が変わっていくのが止まったのだ。
「30代中盤までには、音楽嗜好は凝り固まります。そして、普通のリスナーにとって、そこで音楽の趣味が決定しまうのです。」と、Skynet & Ebertは言う。
最も興味深いのは、男女が傾向を聴く違いだ。 データが示すように、「10代のころは男女ともに同様な音楽を聴くが、その後、男性は一気にメインストリームの音楽を聴く傾向が女性よりも加速度的に下がっていく。」ということ。
まさしく中二なタイミングであろう。
自然とあの頃の音楽は良かった、今の音楽はゴミだ。というのは、すごく一般的な現象であり、作品そのものへの評価とはどうやら違うということのようだ。