2015.02.12 Thu TEXT:BANANA CATEGORY:column
ベルリンのクラブと言えば、真っ先に名前が上がるのが、Berghain / Panorama Barだろう。
しかし、パーティーシティーベルリンでは、他にも耳の肥えたベルリナーたちを満足させるローカルクラブやファッショニスタが集まるラグジュアリークラブなど、多数存在する。
その中からおすすめの箱をいくつか紹介したい。
://aboutblankは、レギュラーイベントのクオリティーが高く、ゲストDJ陣も常に豪華である。客層も雰囲気も良いため、ローカルクラブの中で一番の居心地の良さ。バーのデポジット制がややこしいのが唯一残念なところ。夏期シーズンはちょっとした野外パーティー気分を味わえる森林に囲まれたガーデンがメインフロアーとなり、さらに心地良い。ベンチやちょっとした遊具など、チルスペースにも気を配った演出が良い。二日間ぶっ通しで音が鳴り続けるため、デイタイムとナイトタイムで全く違った雰囲気を見せてくれるのもまた魅力である。
Markgrafendamm 24c 10245 Berlin
ベルリンファッションウィークのメインパーティー会場としても知られるラグジュアリークラブPrince Charles 広々した敷地にゴージャスな内装は、感度の高いファッショニスタたちのファンも多い。クラブ=退廃的なビルといったイメージの強いベルリンだが、こういったラグジュアリーな箱やバーが他にもいくつも存在する。
Prinzenstrasse 85f 10969 Berlin
http://princecharlesberlin.com/
(photo : official)
シュプレー川に浮かぶ船が丸ごとクラブになっているHoppe Tosse 使わなくなった船を改装して利用しているため、見た目はボロボロだが、デッキに出るとシュプレー川から何とも言えない美しい景色が一望出来る。海のないベルリンでは、シュプレー川の存在はとても大きく、周辺のクラブやバー、レストランは斬新で、オリジナルな仕掛けをしているところが多い。
Eichenstraße 4, 12435 Berlin
(photo : official)
Weddingというクラブが密集しているシュプレー川沿いとはまた違うエリアに誕生したクラブStattbad 1907年に作られた市民プールを改装してクラブにしているおもしろい箱。プールの浴槽はそのまま、ライティングやサウンドシステムなど必要なインフラを整えただけ。トイレもそのままなので、古くて狭く、2つしかない。BoilerRoomのベルリン会場としても有名。 ダンスミュージックだけでなく、クラシックコンサートやライブイベント、アートエキシビジョンなども行われたりしており、イベントスペースとして多目的に使用されている。
Gerichtstraße 65, 13347 Berlin
その他にも、内装を見るだけでも価値のあるSalon Zur Wilden Renate
ベルリンのクラブカルチャーを舞台にした有名な映画「BERLIN CALLING」もパーティー熱が高まる作品
今はなき、伝説のクラブBAR25を描いたドキュメンタリー映画「Bar 25 - Tage außerhalb der Zeit」