【キューバ】アフロ・キューバ民族音楽とエレクトロニックミュージックの新たな未来の幕開けに立ち会えるかも!? MANANA CUBA

2016.03.17 Thu TEXT:Yasuhisa Okano CATEGORY:news

コロンブスが第1次航海時に到達した際に「人類が目にした中で最も美しい島」と表現したとまで言われる白い砂浜とコバルトブルーのカリブ海に浮かぶ中南米の魅惑の島国、キューバ。

しかし、キューバと言ってもほとんどの人がラムや葉巻・・・ぐらいしか思いつかないだろう。

キューバは東西の長さが1200キロほどキューバ島を主な国土とした日本と同じ島国であり独自の文化を育んできたほか、 スペイン植民地時代やチェ・ゲバラ達が行ったキューバ革命、そしてアメリカとの国交断絶など、歴史的にも様々な出来事を経験している国であり、その民族性、音楽など、随所に独自の文化を持っている。 公用語はスペイン語で、全住民の約60%が「ムラトー」といわれる、スペイン系白人と黒人の混血である。

音楽シーンでは少し前のニュースになるがアメリカとキューバの国交断絶時にJay-ZとBeyonceが旅行でキューバを訪れたり、国交回復後には約54年ぶりにアメリカのアーティストDiplo率いるMajor Lazerがフリーライブを行ったことが大きな話題になっていた。

そんなキューバの南東部の都市、サンティアゴ・デ・クーバにて5月4日〜6日の3日間にかけて行われる、キューバ初のエレクトロニックフェスティバルMANANA 2016

ロンドン出身のHarry FollettとキューバのヒップホップアーティストAlain Garcia Artolaがサンティアーゴ・デ・クーバでスタジオを設立。 後に加わったプロジェクトマネージャーJenner del Vecchioと共にキューバの伝統的な民族音楽とエレクトロニックミュージックの間に新たな可能性を感じたことで始まった本プロジェクトはクラウドファンディングサイトKickstarterをメインにスポンサーを募り、5週間でなんと£47,000(約750万円)もの運営資金を獲得。 そしてキューバ政府からの承認を経て、今回キューバ初のインターナショナルフェス「MANANA」の開催が実現した。

そんなMANANAのラインナップは、こちら。

A GUY CALLED GERALD [UK] / ADRIAN SHERWOOD [UK] / ARIWO [Iran / Cuba] / BALLET FOLCLORICO [Cuba] / CENTURY [Mexico] / CHICO MANN [US] / DANZA DEL CARIBE [Cuba] / DIÓGENES Y SU CHANGUI [Cuba] / GALIS [Cuba] / GRUPO IFE [Puerto Rico] / GIFTED & BLESSED [US] / FANIA CALENTURA [US] / JEREMY SOLE [US] / DJ KHALAB [Italy] / MADAM X [UK] / NICKODEMUS [US] / NICOLAS JAAR [US] / PHRASED [UK] / PLAID [UK] / QUANTIC [UK] / OBBATUKÉ [Cuba] / RUMBA ACHE [Cuba] / SANGRE DE REGGAE [Cuba] / SANTIAGO BEMBE [Cuba] / SEPTETO CAÑAMBÚ [Cuba] / SON DEL BATEY [Cuba] / SKIP MCDONALD [US] / SOFRITO [UK] / SOUL OF HEX [Mexico] / SOUNDWAY RECORDS [UK]

トップライナーには、UKテクノシーンの大御所 A GUY CALLED GERALDや、UKダブサウンドを語る上で外すことの出来ないADRIAN SHERWOOD、テクノ・ハウスリスナーからインディーロックファンまで多くを魅了してやまない今や説明不要のNICOLAS JAARなどと共に、キューバのルンバ、アフロミュージックのベテランバンドDIÓGENES Y SU CHANGUIや、SEPTETO CAÑAMBÚRUMBA ACHEがラインナップされているのが、このフェスの特有の一興である。

注目は、 今回の開催のプロモーションとしてBoilerroomにも出演した ARIWO

アフロサウンドにベースミュージックやテクノの要素を混ぜ込み、独特の世界観を作り上げる今回唯一のイタリアンアーティストDJ KHALAB

アメリカの次世代アフロビート・バンドを代表するグループAntibalas のギタリスト、Marcos "Marquitos" Garcia のソロ・プロジェクトであり、70年代の伝統的なアフロビートや80年代のフリースタイルな色合いを残したまま、現代のテクスチャーを重ね合わせることで良い空気感を織り成すCHICO MANN

などなど、このフェスの出演者の紹介をすればきりがないほどに、個性の強い出演者ばかりで、他のフェスとは確実に一線を画する。

そして、このフェスが如何に音楽に対して熱い情熱を持っているか。それが明確に感じ取れたのは、オフィシャルサイト内での"The SHOP"のページ。 他のフェス同様、チケットはもちろん、TシャツやOBBATUKÉのMANANAオフィシャルCDなどと共に、サウンドクリエーター向けにMIDIファイルやアフロ・キューバンミュージックに多用されるワンショットやボイスサンプル音源などが詰まったパックの購入が可能。

気になった方は、以下オフィシャルサイト等で是非ご覧下さい!

【オフィシャルサイト】 http://www.mananacuba.com/

【オフィシャルトレーラー】

*尚、BANANAではチケットの手配、現地アテンドなどのサービスを行っています。日本国内から海外フェスのチケットが購入出来ない場合があります。また、日本語のアナウンスは一切ありません。ご希望の方はお気軽にご相談下さい。

お問い合わせ先: hello@bnana.jp

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