ベルリンがワールドプレミアとなったバンド"Duel"とは!?

2017.06.03 Sat TEXT:kana CATEGORY:report

少し前のことになってしまうが、この時のことはどこかに書き残しておきたい、そう思った。 テクノの聖地ベルリンで、久々震えるほど感動したのは、世界的な有名DJではなく、日本からやってきたミュージシャンたちによるライブだった。

2月末日、以前はベルリンを拠点に活動していたゴシックパンクバンドPLAZTICZOOMSのヨーロッパツアーが開催された。ベルリンの会場となったのはURBAN SPREE。そこにゲストとして登場したのが、Duelだった。 メンバーは、dipのフロントマン、ヤマジカズヒデ、ドラマーの中村達也、キーボードの堀江博久、ダンサーのATSUSHI、そして、ベルリン拠点のギターリストTakeshi Nishimoto。日本にいたら逆に見ることが出来ないだろう希少なメンバーによるベルリンでのライブとあって、話を聞いた時にはかなり驚いた。しかも小さなライブハウスで、メインでもない。

結成の経緯は、すでにベルリンへは何度も訪れているヤマジ氏が“PLAZTICZOOMSのヨーロッパツアーにあわせてベルリンへ遊びに行こうと思ってる。”と、中村氏に話したことをきっかけに、今回の企画が生まれ、そこに堀江氏が賛同、そして、Takeshi Nishimoto氏が間に入り、このスペシャルセッション“Duel”のライブが実現したのだ。

ゴシックメイクでキメたPLAZTICZOOMSのファンの女の子たちは、Duelのメンバーがステージに登場したのを最初はポカーンと眺めていたが、ギターメインのイントロからスタートし、ドラムが激しくなった時には揃ってヘッドバンキングを披露していた。アーティストのことを知っているとか、知らないとかそんなことは関係ない。純粋にカッコイイ音楽を聴いた時の自然な反応がこうゆうことなのだ。

Duelには是非ともまたベルリンでライブを行って欲しい。日本では不可能なこともこの街なら自由に表現することができ、イメージ先行ではない新鮮な反応が得ることが出来る。何より彼らの放つオーラと完璧な音を多くの人に聴いて欲しい。

Photo : Saki Hinatsu

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