Kyokaなどが出演、Ableton主催世界のユーザーとシェア出来る”Loop"レポート!!

2017.01.09 Mon TEXT:Kana Miyazawa CATEGORY:report

ベルリンに本拠地を構える"Ableton"(https://www.ableton.com/ja/)は、音楽制作ソフトAbleton liveやデザイン性の高さも人気のPushなどを開発し、日本はもちろんのことアメリカをトップに世界的シェアを誇る。そのAbleton主催による”Loop” (https://loop.ableton.com/2016/)が、昨年10月にベルリン郊外にある広大なFunkhaus Berlinにて開催された。

"Loop"とは、有名無名に関わらず、個々のクリエイティブな制作や演奏時における課題、問題、チャレンジ、インスピレーションをシェアし合うことを目的に開催された世界中に存在するユーザーのためのフェスティバルである。

ユーザーであるアーティストやクリエイターが登壇し、デモンストレーション、ワークショップ、カンファレンスなど、三日間に渡って行われた。その模様をフォトレポートにてお伝えしたい。

Ostkreuz駅近くから出ていたメルセデスベンツの無料送迎バス。

ロシアが所有していたラジオ局の跡地をイベントスペース、カフェ、スタジオとして使用している。 歴史的で風情漂うベルリンでも貴重な場所。

Ableton創始者の一人Robert Henkeによるインスタレーション

アーティスト自身によるプレゼンテーションが行われたメインステージ。

真剣にメモを取るユーザーたち

機材を操作したり、セッションが試せるスタジオ

女性スピーカーたちによるディスカッション (Photo by :Udo Siegfriedt)

また、ディスカッション、スタジオセッション、DJ、プレゼンテーションと4回もの出演を果たした唯一の日本人アーティストKyoka (http://www.raster-noton.net/artists/kyoka) から貴重なコメントをもらったのでこちらに紹介したい。ベルリンと東京を拠点に活動する彼女の勢いは留まることを知らず、今最も世界規模で活躍する日本人アーティストの一人と言えるだろう。

「Loop2015に参加した時に”良い遊び場見つけた!”と素直に思っていたんです。そしたら、今年は何と3日間のLoopで4回も登場することになり、嬉しい反面緊張しすぎて何ヶ月も前から胃に穴が空きそうでした。でも、お客さんの一人として遊んだ体験をもとに”自分の体験の幅や知識や、何らかのレベルが上がると実感した時、人は楽しいと思うのかも”と仮定/予想し、自分が過去に楽しくて仕方ないと思った経験をもとにレクチャー等を組み立てることにしたんです。

”安堵感”と”自分もやれば出来るかも”という期待と”それなら自由にやれそう”という簡単で自由なテンションに、自分の思考回路を持って行くことが大事なんだと考えたんですよね。自分の曲作り方法の中で、『最も簡単』且つ『そこそこ一般で気にされてない』ことをいろいろ探ってみたんです。その結果、私は以前に増して、驚くほど自分自身を知ることが出来たんです。 例えば、家電なんかでもそうですが、適当に使うのと、ちゃんと機能を知ってから使うのとでは、効果が全然違うと思います。それと同じで、Loop体験後、私自身が自分の機能を知ることが出来たんです!だから、今後は自分を効果的に扱っていけそうで、それが更に私に夢と希望を与えてくれてます。

正直、ここまでのことは期待していませんでした。ひたすら、準備してたので。。でも、Loopを経て、これまで漠然と知っていた自分の知識や体験が明らかに扱いやすく棚に整理されたんです!参加者の皆さんや、Ableton/CTMのスタッフの皆さんとの交流が強い追い風でした。

2年間に渡り、このような体験をさせてくださったLoop2015-2016の参加者、スタッフの皆さんに本当に感謝しています。」

Loop2016は、女性ユーザーを増やしたいという目的からゲストスピーカーの4割が女性というのも非常に興味深い内容となった。国も人種も、また性別も関係なくユーザーの輪が世界中に繋がってゆくLoopの今年の開催も楽しみである。

Photo & Text : Kana Miyazawa

Special thanks to:Takeshi Nishimoto(Ableton)

HUMAN

  • She wants a man, not just a boy

  • Like rain and sun, like cold and heat