突然のオープン!"032cストア" フォトレポート

2016.12.14 Wed TEXT:Yukiko Yamane CATEGORY:report

12/13(火)午前10時ー

もはやお馴染み、突然のアナウンスが飛び込んでくる。
もちろん至ってシンプルな一文だ。
「OUR 032c STORE IS OPEN NOW!
http://hypebeast.com/2016/12/032c-store-berlin
Come By Say Hi.」
ついに"032c"が実店舗として、032cワークショップ1階にストアスペースをオープンしたのだ。

カニエ・ウェスト“The Life Of Pablo”ポップアップストアから早3ヶ月。
先月HELMUT LANGをフィーチャーした31号目のイシューをリリースしたばかりである。

通常エキシヴィジョンスペースとして使用される032cワークショップ1階には、Konstantin Grcicデザインによる8mガラスケースが静かに佇む。過去様々な分野のアーカイブと連動してきた、いわば032cのコアな部分を垣間見れる神聖な空間だ。 これまでRaf SimonsのフォトグラファーWilly Vanderperreを始め、Supreme, Gosha Rubchinskiy, Nick Knight and Matthew Williams, Helmut Lang, Juergen Tellerなど、錚々たる顔ぶれが032cのためにスペシャルインスタレーション・エキシヴィジョンを展開してきた。

オフシーズンには綺麗さっぱりと空っぽになるこのガラスケースが、ストアのショーケースウィンドウとなる。 主にスウェットシャツやキャップ、ソックスといったオフィシャルグッズやコラボレーションアイテムを展開。

これまで全てのアパレルラインは032cオフィシャルオンラインストア (https://store.032c.com/) とSSENSE (https://www.ssense.com/) のみでの販売であったが、実際にアイテムを手に取れる、マガジンを読める場の存在が必要という結論に至り、今回のストアオープンに踏み切った。

実際に手に取って欲しいアイテムの一つとしてPyrate Society スウェットシャツが挙げられる。 このアイテムは90's Champion のスウェットシャツのカスタムカットレプリカで、実際に着用することでそのフィット感がより一層伝わるのだ。

032cストアは通常月〜金オープン予定。これまで通りエキシビジョンも期間限定で開催予定だが、会期中以外はストアとして機能する。ストアと言っても、これまでと同様ドアには鍵がかかっているためベルを鳴らす、あるいはスタッフがいる場合はノックかアイコンタクトで開けてもらうスタイルだ。

以前からインタビューの際に語っていた彼らの軸であり独自の実験的プロセス、「マガジン」「エキシビジョン」「アパレルライン」「ストア」これらを見事に実証してくれている。 ”各分野が互いにインスパイアし、成長していく”。このスタイルこそ、時代をリードする根源であり、あらゆる層の心を掴むのだ。

編集長Joerg Kochより来年東京でもポップアップストア開催をほのめかす発言もあった。
日本・東京にて彼らのアイテムを手に取れる日も、そう遠くないのかもしれない。
常に時代の一歩先を駆け抜ける彼らに、来年もますます目が離せない。

Photos by Yukiko Yamane

ライタープロフィール:山根 裕紀子 (YUKIKO YAMANE)

2012年よりドイツ・ベルリンへ拠点を移し、PRライター&コーディネーター、アーティストとして活動中。刺激的なベルリンカルチャーにますます惹かれる中、2015年より、新たにコーディネート・ライター業をスタート。現在men's FUDGEにて連載を持つ。ガイドには載っていないコアなエリアやローカルネタ、移り変わりが激しく混沌としたベルリンのアート・ファッションシーンを独自の視点で発信。雑誌等の取材・アテンド・通訳をはじめ、国内外のアーティスト・デザイナーとの撮影やポップアップショップのオーガナイズ、ファッションウィーク・トレードショーのアテンドなどを中心に、日本とベルリンの架け橋としてマルチに活躍中。

Website: http://www.yukikoyamane.com
Contact: yyy.yamane@gmail.com

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